ダイオウイカのスルメを展示 神戸市立須磨海浜水族園

神戸市立須磨海浜水族園では、7月30日よりダイオウイカの乾燥標本(スルメ)を展示している。使用したダイオウイカは、京都府伊根町沖で2014年12月23日に発見された個体で、体長3.2m、体重約70kg。乾燥標本化には、神戸市に本社を置く水産加工食品メーカー伍魚福ごぎょふくの協力を得て、8日間かけた。今回の個体はダイオウイカにしては小ぶりで、スルメにすることでさらに縮んではいるが、スルメとしては巨大な2.3mという大きさになった。

ダイオウイカは、頭の部分(外套長)だけで約2m、伸ばした腕の先までなら10m近くなる巨大なイカの仲間。世界中に分布するが、深海に棲息するため生態を知ることはおろか、姿を見ることも珍しい。まれに日本の沿岸部で発見されることもある。西洋の水棲怪物の代表格「クラーケン」は巨大なイカやタコの姿で描かれており、ダイオウイカがその正体ではないかとも言われている。

今回の展示は特別展「須魔怪奇水族園―古今東西!水辺の妖怪」展の一環。展示期間は11月8日までの予定ではあるが、初めての挑戦のため、標本の状態によっては予告なく展示を終了することがあるとのこと。気になる方はお早めに。

画像提供:神戸市立須磨海浜水族園

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