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ボタンを押して話すだけ 世界61カ国で使える通訳デバイス「ポケトーク」発売 ソースネクスト

63言語に対応 ソースネクストが通訳デバイス「ポケトーク」発売

ソースネクストは、60以上の言語の音声と文字に対応した通訳デバイス「POCKETALK(ポケトーク)」を12月14日から発売する。

ポケトークはオランダのTravis社と共同開発した通訳専用機。利用の際には通訳したい言語を2言語選び、本体のボタンをタップして話しかけると双方向に音声とテキストで通訳される。23日時点で、音声またはテキストで翻訳されるのは63言語。現在、一部言語の翻訳結果はテキスト表示だが対応言語は今後増えていく予定。

動作時間は約5日間の待機、約6時間の連続翻訳が可能。クラウド上の最適な翻訳エンジンを選択することで、高い翻訳精度を実現し、互いの言語を知らなくても対話が可能だという。

本体価格は2年間利用できるSIMカード付きモデルが2万9800円、SIMカード無しモデルが2万4800円で、色は白と黒の2色。同社のウェブサイトで購入予約を受け付けている。専用グローバルSIMを使うと、海外でWi-Fi設定なく世界61カ国ですぐに使用可能。専用グローバルSIMはソラコムの提供で、2年間世界61カ国で通信可能。利用期間終了後の延長もできる。専用グローバルSIMのみの購入は1万円。

ポケトークは今後、全国家電量販店で販売するほか事業者向けにはレンタルサービスも展開。同社は2020年までに50万台の販売を目指している。