米株式週報

【世界が見える! 米株ウォッチ】好決算で上昇、イベント控え動きにくさも

アメリカ株式市場で見る世界動向通信

10月23~27日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は、大手企業の好決算や米実質国内総生産(GDP)が予想を上回る良好な結果だったことで、リスクオンムードとなった。ただ、26日に終わった欧州 中央銀行(ECB)理事会やまもなく行われると言われている米連邦準備制度理事会(FRB)の人事発表など重要イベントを前に、動きにくさもあった。

23日は前週末比54.67ドル(0.23%)下落の2万3273.96ドルだった。欧州中央銀行(ECB)理事会や次期FRB議長の人事など重要イベントと米主要企業の決算を控え、積極的に動きにくかった。

24日は上昇、2万3441.76ドルだった。決算発表が始まり、建設機器大手キャタピラーなどの好決算で資金が流入した。リスクオンムードの中、安全資産とされる債券は売られ、金利が上昇。金利上昇を受けて業績が上向くと予想される金融株が買われた。

25日は下落、2万3329.46ドルだった。金利が急上昇していることを嫌気し、ダウは下落。ECB理事会やFRB人事も改めて意識され、売買が手控えられた。

26日は上昇、2万3400.86ドルだった。ECBは国債買い入れの縮小を発表し、金融緩和縮小に動くことになった。緩和縮小を続ける姿勢を示唆したことから、ユーロ安が進んだ。ダウは重要イベントを1つ通過した安心感から上昇した。

27日は上昇、2万3434.19ドルで取引を終えた。決算が予想を上回ったマイクロソフトやインテルが買われた。7~9月の米GDPは市場予想を上回り、相場を支えた。

TOPIXの動き(10月23~27日)

10月13~27日の東京市場、TOPIX(東証株価指数)は上昇した。
22日の衆院選では与党が306議席を獲得し、概ね市場の予想通りの結果となった。自民政権が継続することとなり、市場に安心感が広がった。良好な企業決算や円安が進行したことで、上昇傾向のまま27日は1771.05で取引を終えた。TOPIXは約10年ぶりの高値となっている。

(写真はイメージ)

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