2018年の新成人、約7割が「未来は明るい」

2018年の新成人、約7割が「未来は明るい」

リサーチ会社のマクロミル(東京都港区)は、今年成人式を迎える全国の新成人を対象に「2018年 新成人に関する調査」を実施し、12月28日に結果を発表した。約7割が自分の未来について肯定的にとらえていることなどが分かった。

調査では、「自分の未来」についてどのように考えているかという問いに対し、「明るいと思う」という回答が13.2%、「どちらかといえば明るいと思う」が53.6%、「どちらかといえば暗いと思う」が24.8%、「暗いと思う」が8.4%となった。自分の未来に対しては、約7割が肯定的に考えていることが分かった。

一方で、将来の夢がある人が54.4%となり、2008年の調査開始から最も低くなっている。「将来の夢があるか」という質問に対し、「ある」は54.4%、「今のところない」は37.8%、「わからない」は7.8%だった。

2018年の新成人、約7割が「未来は明るい」
(マクロミル調べ)

またほかの質問事項では、政治・経済・社会のニュースで最も関心を持っている内容は「景気・雇用対策」(37.4%)であり、「貯蓄が重要だ」という回答が94.4%にのぼることから、新成人は経済に対して不安を抱いているようだ。

同調査は2008年から開始し、今回で11年目となる。インターネット調査で、2017年12月15~17日にかけて実施。有効回答数は500人だった。

(写真はイメージ)