日産、脳波測定による運転支援技術を発表

日産、脳波測定による運転支援技術を発表

日産自動車は3日、ドライバーの脳波を測定して運転を支援する技術「B2V(Brain-to-Vehicle)」を開発したと発表した。脳波測定を用いて、ドライバーが行う次の運転操作のタイミングを補い、ドライバーが持つ違和感を把握できるようになる。同技術を用いたドライビング・シミュレーターを米国ラスベガスで9日から開催される家電見本市CES2018に出展する。

同技術では、ドライバーが着用したヘッドセットで脳波を解析し、判断する。ステアリング操作やペダル操作の直前の脳の状態をリアルタイムに検出し、ドライバーが操作を開始する前からシステムが操作を開始できる。これにより、操作の遅れをカバーしてスムーズな運転が実現できる。さらに、ドライバーが思い描いた運転と実際に行われている運転が違うと感じるときのエラー関連電位を計測して、違和感のない自然な制御の自動運転にカスタマイズすることができるという。

日産のルチアン・ギョルゲ研究員は、「拡張現実(AR)を活用することでドライバーの視線の先にある車内環境を調整し、よりリラックスできる環境をつくり出すことも可能になるかもしれない」とコメントした。

画像提供:日産自動車

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