青森で農業と金融のAI・IoTの活用を推進 「スマート農業アライアンス」始動

農業と金融のAI・IoT活用 「スマート農業アライアンス」始動

オプティムとみちのく銀行は11日、金融分野と農業分野で人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を活用し、業務の効率化や新たなサービスの提供を目指す「AI・IoT戦略的包括提携」を結んだ。

農業分野では、青森県と北海道(函館)の農家に農業ITサービスを提供するほか、遠隔作業支援ツールを活用して農家が国際認証(GLOBALG.A.P.)を取得できるよう支援するため、連携を進める。

第一弾の取り組みとして、オプティムが昨年12月に設立した「スマート農業アライアンス」に地方銀行として初めてみちのく銀行が参画。他に加入した農業者3社とともに実証実験を開始する。3社がオプティムの開発したソリューションを利用して作物を生産し、一定の条件を満たせばオプティムが作物を全量買い取ることで、青森県の第一次産業の発展を図る。

今後、みちのく銀行は生産者を紹介し、オプティムはAI、IoT、ビッグデータのプラットフォームを活用して「楽しく、かっこよく、稼げる農業」を標ぼう。スマート農業を推進していくとしている。

冒頭の写真:オプティムHPより

参考記事
IoTで実現する近未来社会【ニュースのコトバ解説】(2018/01/11)