ニホンライチョウ保護増殖への取り組み ふ化より2カ月

富山ファミリーパークは8月27日、6月27日にふ化した2羽と7月2日にふ化した1羽の計3羽のニホンライチョウのヒナが、順調に生育していると発表した。一方、上野動物園では6月27日から28日にふ化した5羽のヒナのうち2羽が、8月26日、27日と相次いで死んだと発表した。2羽の死亡原因は不明。このため日本国内でのニホンライチョウの飼育は、富山市ファミリーパークでオス3羽、上野動物園でオス1羽、メス2羽の計6羽となった。ふ化後2カ月のヒナの体重は300~450g程度で、大人のライチョウのサイズに近づいてきている。腹から脚にかけて白色の冬毛が生え、目の上の肉冠も少し現れてきているとのこと。

減少が心配されているニホンライチョウの保全に向けて、保護増殖事業が今年5月から進められている。これはライチョウを飼育下で繁殖させる技術を確立し、野生復帰させ得る資質を備えた生息域外個体群を形成、維持するとともに、動物園などでの普及啓発を推進するのが目的。さらに生息状況の把握や、生息環境の維持と改善なども行われる。

ニホンライチョウ保護増殖への取り組み ふ化より2カ月

画像映像提供:富山市ファミリーパーク

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