ホンダ、ボストン大学とAIの情報セキュリティについて共同研究

近大とSBI生命、AIによるがんゲノム治療体制を構築

近畿大学とSBI生命は26日、人工知能(AI)を活用した遺伝子パネル検査に基づいて、最適な抗がん剤治療法を提示する体制を構築したと発表した。SBI生命によると、この取り組みは生命保険業界初。近畿大医学部付属病院は2018年夏から、AIを活用した遺伝子パネル検査の実施可能性を問う研究を先行実施し、SBI生命はその費用を支援するとともに、新たな保険商品の開発に向けた研究を行うとしている。

がん遺伝子パネル検査は、がんの遺伝子情報を解析して最適な治療法を診断する技術。同大医学部ゲノム生物学教室の研究チームは、「近大クリニカルシークエンス」プロジェクトとして、全国に先駆けて1000件以上の遺伝子解析を実施してきた。それにさらにAI(コグニティブ・コンピューティング・システム)の技術を取り入れて情報処理と作業時間の効率化を図り、より最適ながんゲノム医療の提供体制構築を目指す。

がん遺伝子パネル検査は保険診療でなく、費用が高額で患者への負担が大きいため、同プロジェクトでは保険商品化による相互扶助制度の活用が費用負担軽減となる点をアピールしている。
 

参考記事
がん患者の遺伝子検査を無償に 近大がクラウドファンディング(2017/05/27)

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