国内旅行消費額2割増 約5.6兆円

8月31日、観光庁が発表した旅行・観光消費動向調査(速報)によると、2015年4~6月期の日本人国内旅行消費額は前年同期比18.3%増の約5.6兆円、伸び率は2010年以降で最大となった。このうち宿泊旅行消費額は同19.3%増の約4.1兆円、日帰り旅行消費額は同15.6%増の約1.5兆円となった。

増加の要因として、円安基調により割高になっている海外旅行から、国内旅行へシフトされたことが挙げられる。宿泊旅行では5月が非常に伸びており、ゴールデンウイークが大型連休になりやすい日程だったことや天候も安定していたこと、3月に北陸新幹線の金沢駅が開業したことで、北陸地方への観光が伸びたことが影響している。

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