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「ビールが体に良い」はNG ドイツ

ビールが「bekömmlich(=消化に良い、体に良い)」との表現を、自社ホームページで用いたドイツ南西部バーデン=ヴュルテンベルク州の醸造所に対し、同州地方裁判所はこの表現の使用を禁止する判決を下した。8月25日付のシュピーゲル・オンライン版が報じた。

これはベルリンにある社会広告連盟(VSW)が「ビールが体に良いかのような印象を与える表現は、アルコール飲料の危険性を隠ぺいするもの」として訴えていたもので、裁判所はこの訴えを全面的に認めた。これに対して醸造所は、「bekömmlich」という表現は「体が快適に感じる」という意味で用いたものであり、ビールの味わい深さを表現したとして、判決に不服を示している。さらに、同様の表現を用いている醸造所がほかにも複数存在することから、今回の判決は多くのビール製造業者から注目されていた。

一方、EU法では1.2%以上のアルコールを含む飲料に対して、「健康に良い」と示唆する表現を広告文面で用いることが禁止されており、2012年には欧州法廷がワイン醸造業者に対して今回と同様の表現を禁止する判決を下している。

(写真はイメージ)

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