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慶應大・小田急が自動運転バスの実証実験開始 次世代型のまちづくりを

慶應大・小田急が自動運転バスの実証実験開始 次世代型のまちづくりを

小田急電鉄、神奈川中央交通、慶應義塾大学は18日、神奈川県藤沢市の慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)において、自動運転技術の実証実験の第一弾を実施すると発表した。期間は6月1日から10日まで。

この実験は、三者が2017年12月に締結した最先端技術研究と地域活性化などに関する連携協力協定に基づくもので、将来的には同キャンパスと最寄り駅を結ぶバス路線での自動運転化を目指している。今回の実験では同キャンパス内に往復約500mのルートを設定し、自動運転バスの実験車両を走行させる。技術的問題やオペレーション上の課題を把握するとともに、自動運転技術に対する学生や教職員の理解を醸成する狙いがある。実験車両は日野ポンチョ型をベースにしたもので、SBドライブが協力している。

テクノロジーを活かした新しいモビリティサービスで、沿線の先進的なまちづくりを目指す小田急グループと、先端モビリティに関する研究教育の実績を有する慶應義塾大学が連携することで、次世代型のまちづくりが期待される。