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スマホ/PC、回答端末がネット調査結果に影響 楽天リサーチ

楽天リサーチ(東京都世田谷区)は7日、インターネット調査においてパソコンとスマートフォンなど、使う端末が回答結果にどのような影響をもたらすかなどを調査した結果を発表し、それに基づいてオンライン調査に関するガイドラインを策定した。スマホ利用者が増える今、画面の大きさの違いなどにより、回答の質が下がったり、協力者を多く得るのが難しくなったりすることを指摘した。

調査では約4割の人が「スマートフォンで回答をしたことがある」と答えた。また、広告画像を見て「印象に残った」と答えた人は、スマホからの回答者は39.5%だったのに対しPCからの回答者は48.5%となったことから、表示されるコンテンツの大きさが異なることにより回答者が受ける印象に差が出ることが明らかになった。アンケート調査に対する回答時間も、PCの平均30.9秒に対してスマホは52.6秒と長くかかった。そして、スマホを使った回答者の59.0%が「自分が気になる情報を普段からよくチェックする」と答え、PCの回答者(47.0%)よりも情報感度が高いことが分かった。

これをもとに、スマホ回答では、PC回答と比べて一覧性が低くなりやすいため、特定の選択肢への回答が集まることを指摘した。また、回答時間が長くかかることにより、調査負荷が大きく、回答がいい加減になったり、協力者を多数集めることが難しくなったりする恐れがあるとした。さらにスマホ利用者の方が情報感度が高いため、スマホでの回答を得にくくなるならばサンプルの偏りが増大する可能性があることも指摘した。

従来のようにPC回答者を念頭に調査画面を作成することを見直し、スマホでの回答も考慮した調査票を作成することが重要になってくる。

本調査は、「楽天リサーチ」に登録しているモニターを対象に、2013年12月から2015年5月にかけて10回以上、インターネットで行った。

(写真はイメージ)

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