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東大、アジアトップから転落 THE世界大学ランキング

QS世界大学ランキング2019 東大がランクアップ

イギリスの高等教育評価機関であるクアクアレリ・シモンズ(Quacqauarelli Symonds、QS)は7日、世界大学ランキング「QS World University Rankings 2019」を発表した。1位は7年連続でアメリカのマサチューセッツ工科大学、アジアでの最高位は11位のシンガポール国立大学となった。日本では東京大学が23位となり、過去10年間で最高位となった。

同ランキングは、「研究者からの評価」「企業による評価」「学生1人当たりの教員数」「外国人教員数」「留学生数」「教員一人当たりの論文引用数」を基準に評価する。東大は「研究者からの評価」が100ポイント、「企業からの評価」が99.5ポイントと高かったが、「外国人教員数」が12.3ポイント、「留学生数」が25ポイントと上位大学に比べて低かった。

日本の大学は、東大に続き京都大が35位、東京工業大が58位、大阪大が67位、東北大が77位、名古屋大が111位、九州大が126位、北海道大が128位、慶応大が198位、早稲田大が208位となった。アジアでは中国の清華大が17位となり、2006年以来のトップ20入りとなった。

<2019年QS世界大学総合ランキング>
1位 マサチューセッツ工科大学(米国)
2位 スタンフォード大学(米国)
3位 ハーバード大学(米国)
4位 カリフォルニア工科大学(米国)
5位 オックスフォード大学(英国)
6位 ケンブリッジ大学(英国)
7位 ETHチューリッヒ(スイス連邦工科大学)(スイス)
8位 インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)
9位 シカゴ大学(米国)
10位 ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)
11位 シンガポール国立大学(シンガポール)
12位 南洋履行大学(シンガポール)
13位 プリンストン大学(米国)
14位 コーネル大学(米国)
15位 エール大学(英国)
 

参考記事
世界大学ランキング、英国がトップ2 中国と香港が躍進し東大は苦戦(2017/09/07)