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消費者態度指数 2カ月ぶり上昇するも、消費者マインドは足踏み

内閣府が9日に発表した8月度の消費者態度指数(季節調整値)は、7月の40.3から1.4ポイント上昇し41.7となり2カ月ぶりに前月を上回った。

消費者態度指数は、消費者の景気の動きに対する意識を示す指標。今回、同指数を構成する4つの意識指標「暮らし向き」「収入の増え方」「雇用環境」「耐久消費財の買い時判断」のすべてが前月から上昇した。またその他の意識指標である「資産価値」も前月から上昇している。ただ、原油安や株価指数などの影響で一時的に下がった7月度の同指数が戻っただけとの見方もあり、内閣府は消費者マインドの基調判断を「足踏み」状態と据え置いている。また1年後の物価に関する消費者の見通しは、前月と変わらず8割以上が「上昇する」と回答している。

(写真はイメージ)