平日の眠気は休日の生活パターンと関連 花王が解明

平日の眠気は休日の生活パターンと関連 花王が解明

「休日に生活リズムが乱れると、平日の昼間に眠気を感じやすい」。花王・パーソナルヘルスケア研究所が9日、平日と休日の生活リズムと眠気の関係について、身体活動量計を使った調査結果を発表した。

20~60代の約1100人を対象に、1カ月間の身体活動量の測定と「目覚めの良さ」「起床時の疲れ」「平日の昼間の眠気」について意識調査を行い、平日と休日の生活リズムのパターンと睡眠の意識の関連を解析した。

解析の結果、「平日、就業前後(6~9時と18~21時)に身体活動量が高い」、かつ「休日、朝(6~9時)に身体活動量が高い」人は、他の生活リズムのパターンの人に比べて、平日の昼間に眠気を感じている人が少ない傾向にあることが分かった。一方、平日と休日で身体活動量が高い時間帯が異なると、平日の昼間に眠気を感じる人がより多いことも明らかになった。

(写真はイメージ)