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中部国際空港の制限区域内で自動運転EVバスの実証実験を実施

中部国際空港の制限区域内で、自動運転EVバスの実証実験を実施

ロボットベンチャー企業のZMPは12日、同社と丸紅の合弁会社AIROが18日から20日の3日間、中部国際空港(セントレア空港)の制限区域内において自動運転車による実証実験を実施すると発表した。

今回の実験では、ZMPが開発した自動走行車両「RoboCar Mini EV Bus」が走行する。これはEV(電気自動車)バスをベースにした車両で、日本初公開となる。今回の実証実験を通じて、空港制限区域内での自動運転車の実用化に向けた課題の確認やデータ収集を行い、自動運転車と付随サービスの商品化・販売の検討に向けた取り組みを推進していく。

AIROは、ZMPと丸紅により空港制限区域内での自動走行車両を用いた自動運転サービスの事業化を目指して、2018年12月に設立した合弁会社。現在、国土交通省航空局が公募した「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」の実施者として、実証実験を進めている。1月には、成田国際空港の制限区域内で自動運転車による実証実験を実施している。

画像提供:ZMP