企業ブランド調査 マイクロソフトが2年連続首位

日経リサーチは9月18日、主要企業570社のブランド力などを測定した「ブランド戦略サーベイ」の結果を発表した。日本マイクロソフトが昨年に続きトップとなり、パナソニックとアップル・ジャパンが同率2位となった。

同調査は各企業について、消費者とビジネスパーソンそれぞれの視点から「愛着度(ビジネスパーソンは企業魅力度)」、「自分必要度(同ビジネス有用度)」、「ブランドプレミアム・価格プレミアム」、「独自性」、「推奨意向」の5つの項目により「企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)」を算出したもの。2003年から毎年1回行っている。

日本マイクロソフトは、次期OS「ウィンドウズ10 (Windows 10)」の無償アップグレードを発表したことなどにも伴って、総合PQ776を獲得し、昨年から18ポイント伸ばして、2年連続首位となった。

昨年の4位から浮上し2位となったパナソニックは、「企業魅力度」がトップとなり、またビューティー家電の消費者である女性の間で「自分必要度」や「推奨意向」が上昇し、総合PQ734を獲得した。同率2位のアップル・ジャパンは、「アップル・ウオッチ(Apple Watch)」を発売したものの、ビジネスパーソンで「企業魅力度」などが下がり、総合PQも下がった。

4位はヤマト運輸(総合PQ731)、5位はソニー(同717)、6位はグーグル(Google)(同715)、7位はトヨタ自動車(同707)、8位はキユーピー(同705)、9位はTOTO(同701)、10位はキヤノン(同695)だった。

(写真はイメージ)