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東西ドイツ統一から25周年、経済格差いまだに

東西ドイツが再統一を遂げてから25周年を迎えた3日、フランクフルトのオペラ劇場で記念式典が開催され、ドイツのガウク大統領が記念演説を行なった。3日付の南ドイツ新聞オンライン版が伝えた。

大統領は演説の中で、「旧東ドイツ市民による平和的革命は、ドイツ人はこのように自由を勝ち得ることができると示した」と述べた。当時、同大統領は旧東ドイツで、反体制派の牧師として市民運動を率いていた。また現在、ドイツに大量に流入している難民の問題を、ドイツ統一以来、国が直面し続けている最大の難題であると指摘。1600万人の東ドイツ市民が統一によって大きな転換を余儀なくされた事態を踏まえ、難民が社会に統合されるためには、時間と忍耐と確信が必要であると述べた。

連邦政府が発表した「統一リポート」によると、旧東ドイツ地域の住民1人当たりの経済力は旧西ドイツ地域のレベルに対して67%となっており、いまだ東西間の経済格差は根強く残っている。一方、旧東ドイツの経済復興支援のために導入された連帯税は2019年で失効することになっており、東西の年金格差も2019年までに同格に引き上げられることが政府目標として掲げられている。

*写真は、ベルリン市内に残されている、東西を分断していた「ベルリンの壁」

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