「お祝いごと」9割以上がご祝儀 や結婚祝い その相場は?

不動産サイトを運営するオウチーノ(東京都港区)は6日、「お祝いごと」に関するアンケート調査の結果を発表した。約9割の人がご祝儀や結婚祝い
を、8~9割が出産祝いを、約7割が新築祝いや引っ越し祝いを贈っていることが分かった。結婚祝いでは「2万~3万円の現金」、出産祝いでは「3000~5000円の品物」を贈る人が最も多かった。

ご祝儀や結婚祝いについては、「2万1円~3万円の現金」を贈る人が最も多く、その割合を関係別に見ると、仲の良い友人が35.5%、先輩・上司が28.3%、後輩が23.4%、親戚が22.1%となった。ただし知人への場合は18.6%となり、「1万円以下の現金」(22.6%)が最も多くなった。

出産祝いについては「3001~5000円の品物」が最も多かったのは、仲の良い友人(22.8%)、先輩・上司(21.1%)、後輩(18.8%)となった。親戚へは「5001円~3万円の現金」(27.0%)、知人へは「何も贈らなかった」(20.3%)が最も多かった。

男女別に見ると、女性の場合は「3001円~5000円の品物」を贈る人が、仲の良い友人、先輩・上司、後輩、知人ともに最も多かったが、男性では仲の良い友人には「5001円~3万円の現金」を贈った人が最も多く、先輩・上司
、後輩、知人には「何も贈らなかった」が最も多くなり、男女の出産に対する意識の違いが現れた。親戚には男女ともに「5001円~3万円の現金」が最も多かった。

新築祝いや引っ越し祝いについては、3割以上の人が「何も贈らなかった」と答え、「5000円以下の品物」がそれに続いた。

お祝いを贈らなかった理由としては、34.4%の人が「そこまで仲が良くないから」と回答した一方、「余計な気を使わせたらダメだと思った」なども聞かれた。

同調査はインターネットにより行われ、首都圏在住の20~49歳の男女443人から回答を得た。

(写真はイメージ)