ヘイズ・ジャパン 採用動向リポートを発表

外資系人材紹介会社ヘイズ・ジャパン(東京都港区)は16日、2015年10~12月の四半期採用動向リポートにて、採用側からの需要が高いスキルと職種を発表した。財務計画&分析(FP&A)やITセキュリティーなどの需要が高いとのこと。

スキルでは、企業側からの需要が高い反面、人材が不足しているのは、財務計画&分析(FP&A)、ITセキュリティー、データサイエンティストとなった。同社は、これらのスキルを身に着けていると将来の転職に有利に働くとしている。

FP&Aについては、深刻な人材不足に対応するために、経験のない候補者を受け入れる動きも一部で出てきているという。ITセキュリティーに関しては、ハッキングや顧客データの漏洩の被害を受けると企業の評判を損なうことなどから、情報を保護するセキュリティーシステム、セキュリティーポリシー、セキュリティー対策強化の要望が強い。

職種としては、FP&A、コンプライアンス、ITセキュリティー、ペイロール(給与処理)、ビッグデータ開発、クレームアジャスター、弁護士、薬事規制関連業務、アプリケーションエンジニアを、需要の高いものとして挙げている。

(写真はイメージ)