命を救われた犬猫の写真コンテスト 命が生きる尊さ伝える

命救われた犬猫の写真コンテスト 第11回入賞作品をWEB公開

小さな命が救われ、共に生きることの素晴らしさを伝えることを目的として毎年実施されている写真コンテストがある。どうぶつ基金(兵庫県芦屋市)は「いのちつないだワンニャン写真動画コンテスト」と題して、行政からの譲渡、動物愛護団体や個人ボランテイアから譲渡された犬や猫、町で保護した犬や猫などを被写体の対象とした作品を募集し、全国各地で入賞作品展を開催している。11年目となる今年は、新型コロナウイルスの影響により作品展はWEB開催となった。

国内で1年間に行政によって殺処分される犬や猫の数は約4万頭といわれる。同基金は犬や猫の殺処分ゼロを目指し、私たちが犬や猫と幸せに暮らす方法として、ペット業者から買うのではなく「保護された動物の里親になる」「地域猫の世話をする」といった方法を提案し、それらの支援活動に取り組んでいる。

応募作品は犬や猫の姿と共に彼らが現在の飼い主と出会うようになった経緯などが添えられ、命が救われ、生きる尊さを訴えかけている。
 

命を救われた犬猫の写真コンテスト 命が生きる尊さ伝える
*作品メッセージの1例
「生まれてすぐに勤め先の動物病院の横に捨てられていた子です。すくすく成長し、今では我が家のアイドルになりました。」

入賞作品は同基金のホームページ内で見ることができる。

画像提供:どうぶつ基金