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ポータブル水再生プラント「WOTA BOX」 グッドデザイン大賞受賞

ポータブル水再生プラント「WOTA BOX」 グッドデザイン大賞受賞

10月30日、「2020年度グッドデザイン大賞」が発表された。大賞を受賞したのは、東大発ベンチャーWOTA(ウォータ・東京都文京区)の自律分散型水循環システム「WOTA BOX(ウォータ ボックス)」。自由化・分散化が遅れていた水分野に循環システムを導入する革新的な取り組みであると評価された。

WOTA BOXは、水道がなくてもシャワーや手洗いをはじめとした様々な水回り設備に接続できる水循環システム。独自開発の水質センサとAI技術により浄水処理と排水処理を両立し、水質の安全性と98%以上の水再生率を実現した。初心者でも使いやすいインターフェイスで、電源を確保できれば短時間で設置して快適な水を使うことができるため、災害時をはじめ、屋外イベントなど様々なシーンでの活用が可能となっている。例えば、オプションとしての「屋外シャワーキット」を接続すれば、災害時の避難所等でも簡単にシャワー利用が可能になり、100Lの水で約100回のシャワー入浴ができる。

2020年7月にはWOTA BOXをさらに小型化した、水道いらずの手洗いスタンド「WOSH」の開発、製品化を実現。また民間企業におけるWOTA BOXの導入拡大を目指し、10月より国内での販売代理店の募集を開始している。

同社は「誰でもどこでも水の自由を」をミッションに、災害時から日常生活まで様々なシーンで世界中の人々に新しい水インフラを提案するため、研究開発、プロダクト開発を行っている。2011年の東日本大震災で、同社CEOの前田瑶介氏が水が使えなくなった経験が現在の事業につながっているという。

ポータブル水再生プラント「WOTA BOX」 グッドデザイン大賞受賞
画像提供:WOTA

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