• Talent
  • 一人ひとりの多様な個性・才能が生かされる社会に

「オリックス 働くパパママ川柳」入選作品発表 五七五でよむ、仕事と子育て

オリックスは4月14日、第5回「働くパパママ川柳」の入選作品を発表した。1月8日~2月12日に集まった川柳の数は過去最多の6万1813作品。その中から優秀作品19作品が選ばれた。応募者の年齢は最年少の6歳から最高齢の95歳と幅広く、最も多かった世代は30~40代で全体の半数近くを占めた。

第5回「働くパパママ川柳」の入賞作品は以下のとおり。

 

◆大賞

「テレワーク 九九の呼吸が 漏れ聞こえ」 西灘っこ(49歳・男性/兵庫県)

◆パパ目線賞

「パソコンも 子もフリーズの イヤイヤ期」 夏舟(39歳・男性/熊本県)

「聖火より 我が家は育児 リレーをし」 雪丸太郎(48歳・男性/熊本県)

「テレワーク ママより仕事 楽と知る」 wing(34歳・男性/長野県)

◆ママ目線賞

「アルコール 飲まず手に塗り 君をハグ」 梅雨ウマレ(31歳・女性/埼玉県)

「居間は今 教室オフィス 保育園」 MAPA(39歳・女性/東京都)

「誰の声? 息子よそれは 部長です」 お麩(30歳・女性/神奈川県)

◆子ども目線賞

「パパがいて ママの仕事が ふえている」 あんこ(11歳・女性/兵庫県)

◆じぃじばぁば目線賞

「コロナでも リモートできぬ 孫の守り」 とうやのばぁば(59歳・女性/三重県)

◆優秀賞

「さりげなく 孫自慢する テレワーク」 白房(60歳・男性/大阪府)

「孫会う日 爺のマスクは 炭治郎」 ルーク(59歳・女性/東京都)

「俺ゆとり 親父はバブル 子はコロナ」 おとう(42歳・男性/東京都)

「『おかえり』と 駆け寄るパパは 除菌中」 咲くパパ(30歳・男性/栃木県)

「そのペンは やめて我が家の バンクシー」 寝不足ママ(34歳・女性/千葉県)

「コロナ禍で ママ友ゼロの 初育児」 孤育て中(44歳・女性/東京都)

「マスクして 朝の5分を 手に入れた」 三児のママ(36歳・女性/大阪府)

「会社では 守った首も 子に斬られ」 エリー子(56歳・女性/神奈川県)

「子供らに 布団取られて ソロキャンプ」 在宅ままごん(36歳・女性/東京都)

「オンライン 画面の下は 秘密基地」 働くママ(43歳・女性/東京都)

 

「オリックス 働くパパママ川柳」は、働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマとする公募川柳。優秀作品の選考は、運営事務局と特別審査員の川柳公論社主宰で十六代目川柳の尾藤川柳氏、爆笑問題の田中裕二氏、Business Insider Japanエグゼクティブ・アドバイザーの浜田敬子氏が務めた。

浜田氏は「家族と向き合う時間が増えた一年、皆さんの家での経験がはき出されたリアルな作品が多かったと感じます。読んだ人が励まされ、大変なことも笑いながらシェアできる句が選ばれたと思います」とコメントした。

(写真はイメージ)