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月面探査の「ハクト」、JAL・Zoffとコーポレートパートナー契約

民間組織による月面無人探査を競う総額3000万ドルの国際賞金レース「グーグル・ルナ・エクスプライズ(GLXP)」に日本から唯一挑戦している月面探査チーム「HAKUTO(ハクト)」。ハクトが日本航空(JAL)およびメガネブランド「Zoff(ゾフ)」を運営するインターメスティックと、それぞれコーポレートパートナー契約を締結したと22日、発表した。

今回の締結は、ハクトが開発している月面探査機「ローバー」と両社との「共通点」が契機となったという。その共通点とは、JALが運航するボーイング787型機と同様の炭素繊維をハクトも採用している点、またZoffのメガネ「Zoff SMART」に使われている高機能素材「ULTEM(ウルテム)」がハクトにも採用されているという点だ。

今後、JALはローバーの運用・保守への技術的な面で、Zoffは商品やプロジェクトのプロモーション面で連携し、共に世界初の民間による月面探査を目指すという。

ハクトは、すでにIHIや三越、システム会社のジグソーとも契約を結んでおり、今回の締結によりパートナー企業は5社となった。

HAKUTO
http://team-hakuto.jp/
(写真はイメージ)