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冬は4割が週1以上で鍋 「家族だんらん」と「野菜」がポイント

韓国料理店などを運営するモランボン(東京都府中市)は10月27日、主婦を対象に行った「家庭での鍋料理」に関する調査結果を発表した。昨年の冬に週1回以上家庭で鍋をした人は4割以上となった。家族に一番人気のある鍋は「すきやき」が最も多く、今後食べたい鍋は「寄せ鍋」が最も多くなり、それらの魅力として「家族だんらん」を挙げた主婦が多かった。今後、鍋に求めるポイントは「野菜がたっぷり食べられる鍋」が最も多くなった。

昨年の冬に家庭で実施した鍋料理の頻度を聞いたところ、「週2~3回以上」が10.0%、「週1回位」が32.9%となり、合計すると42.9%となった。「月2~3回位」は37.6%、「月1回以下」は19.5%だった。

鍋にしようと思うきっかけは、「寒い日」(83.5%)「体を温めたい日」(53.3%)が多く、「料理が面倒なとき」(43.4%)、「献立を考えるのが億劫なとき」(40.7%)と続き、一方で「家族が揃ったとき」(37.3%)も多かった。献立を決めたり調理したりする手間を省けるとともに、家族だんらんの手段にもなることが人気の理由であるといえる。

家族に人気のある鍋は1位「すきやき」(15.4%)、2位「おでん」(11.4%)となり、すきやきの魅力は「家族だんらんができる」(66.7%)、「ごちそう」(58.6%)が上位となった。

今後食べたい鍋は1位「寄せ鍋」(93.9%)、2位「豚しゃぶしゃぶ」(92.5%)、3位「ちゃんこ鍋」(91.4%)となった。理由としては3つとも「家族だんらん」が最も多くなり、「寄せ鍋」、「ちゃんこ鍋」では「栄養バランスがよい」「身体が温まる」が、「豚しゃぶしゃぶ」では「調理が簡単」が次いで多かった。

今後、鍋に求めるポイントを聞いたところ、「野菜がたっぷり食べられる鍋」(83.5%)、「定番の鍋料理をもっとおいしく」(80.1%)、「常備野菜で作る鍋」(76.5%)が上位となった。

同調査は首都圏・関西圏の主婦824人を対象に、インターネット調査により行った。

(写真はイメージ)