Androidモバイルデータ通信量、日本は韓国に次いで2位

アップアニー(App Annie、米・サンフランシスコ)は13日、世界のモバイルデータ通信に関するリポートを発表した。1人当たりのAndroid(アンドロイド)のモバイルデータ通信量が日本は韓国に次いで2位であることが分かった。

1人当たりのAndroidとiPhone(アイフォン)によるモバイルデータ通信量とWi-Fi(ワイファイ)通信量を合計すると、1位はシンガポール、2位は韓国、3位は米国、4位が日本となった。Androidのモバイルデータ通信に限定すると、1位韓国、2位日本、3位フィリピン、4位シンガポール、5位米国となった。韓国、日本、米国では特にLTE回線(4G回線)の割合が高かった。

一方でWi-Fiの需要も高く、Androidの利用者のうちでWi-Fiを利用している人の割合は、日本はじめ各国で8割を超え、特にブラジルではほぼ100%に近かった。ただしデータ通信量の割合を比較すると、日本は他の国に比べてWi-Fi利用者の割合が低く、モバイルデータ通信利用者の割合が多かった。

同リポートは、通信事業者と端末メーカー向けのデバイスとネットワークの利用状況データ『Usage Intelligence for Operators and OEMs』を分析したもの。

(写真はイメージ)