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社会価値を生み出す取り組みに贈るKAIKA Awards 大賞はJTBとリバネス

日本能率協会(JMA)は26日、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを行っている取り組みを表彰する「KAIKA Awards」の贈賞対象を発表した。「KAIKA大賞」にはJTBグループとリバネス(東京都新宿区)の2組織、「KAIKA賞」には竹中工務店(大阪市中央区)など6組織が選ばれた。

「KAIKA Awards」は、2011年に従来の「能力開発優秀企業賞」をリニューアルする形で贈賞が始まった。「大賞」が贈られるのは今年が初となる。

大賞のJTBグループは、「JTB地球いきいきプロジェクト」の取り組みが評価された。自治体やNPO(非営利組織)団体と連携して地域の課題や特色を盛り込んだオリジナルプログラムであり、地域の生物多様性を理解したり、地域資源の理解を促進したりする活動を行っている。また、リバネスは、「科学技術の発展と地球貢献を実現する」という理念のもと、学校での科学教育や若手研究者の発掘、ビジネス化支援などを行っていることが評価された。

「KAIKA賞」が贈られるのは、竹中工務店、日本レーザー(東京都新宿区)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、人材サービスのVSN(アデコグループ、東京都港区)、三越伊勢丹(東京都新宿区)、建材・設備機器のLIXIL(リクシル、東京都千代田区)。

他に、東日本大震災の復興支援活動が評価された石巻元気復興センター、福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会、夜明け市場の3組織は、「特別賞」を受賞することとなった。

受賞式は2016年2月22~23日に行われる。

(写真はイメージ)