ローソンとスリーエフが業務資本提携へ

コンビニエンスストアの大手ローソンは11月27日、神奈川県を中心にコンビニを展開するスリーエフ(横浜市中区)と資本業務提携に向けた基本合意書を締結した。ローソンがスリーエフの発行済株式の最大5%に相当する普通株式を取得し、年内を目処に締結完了する予定。

スリーエフのブランドや店舗運営はローソンに統合せず、商品開発や仕入れ、プロモーションなどを共同で進めていく方向で、具体的な内容は今後協議を進めていく。

コンビニ業界は9月に、ファミリーマートがココストアを買収、ローソンが広島県を拠点とするポプラと資本業務提携を結ぶなど、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの大手3社を中心に動きが激しい。今年、セブンイレブンは3月に神戸電鉄、10月には大阪高速鉄道と、ローソンは4月に東京メトロ傘下のメトロコマースと提携するなど、店舗拡大を進めている。