2050年までにガソリン車の販売禁止へ 米国8州

米国のカリフォルニア州をはじめとする8州が自動車メーカーに対して、2050年までに州内でのガソリン車およびディーゼル車の販売を禁止する方針を固めた。米ビジネス情報サイト『ビジネスインサイダー』が8日に報じた。

カリフォルニア、ロードアイランド、ニューヨーク、コネチカット、メリーランド、マサチューセッツ、オレゴン、バーモントの8州が、先にカリフォルニア州が提示していたゼロ・エミッション・ビーグル(ZEV)条例に従ったもので、ハイブリッド車や電気自動車の割合を増やすことを目指している。

また、この方針は米国外にも広がりを見せている。カナダ(ケベック州)、オランダ、ノルウェー、ドイツ、英国の5カ国が同様の禁止条例を実行するとしており、パリで開催されている国連気候変動会議(COP21)で発表される。

35年後と先の長い話ではあるが、自動車メーカーの長期方針に影響を与えることとなるだろう。

(写真はイメージ)