来店客数前年割れも、コンビニ売上高8カ月連続前年超え

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が21日に発表した11月の全国コンビニエンスストア統計調査によると、既存店ベースの売り上げは前年同月比0.9%増の7607億円となり、8カ月連続で前年を上回った。

また来店客数は同0.5%減の12億7446万人で2カ月ぶりの前年割れ、平均客単価は同1.3%増の597円でこちらは8カ月連続の前年超えとなった。全国の店舗数は同3.1%増の5万3309店となった。

11月は、全国的に気温は高かったものの、降水量が多く日照時間が少なかったため、既存店の来店客数が減少したとみられる。一方で淹れたてコーヒーを含むカウンター商材や、調理麺や惣菜等の中食、デザートなどが好調に推移したことで売上高は前年を上回った。新規店舗を含む全店ベースでは同4.0%増と好調を維持している。

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