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米株式週報 NYダウ約4カ月半ぶりの1万6000円割れ 原油価格下落響く

1月11~15日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は前週終値1万6346.45ドルから358.37ドル安の1万5988.08ドルだった。1000ドル超の下げ幅を記録した先週に引き続き値下げは拡大し、昨年8月25日以来約4カ月半ぶりに1万6000ドル台を割り込んだ。

週前半、先週の反動からニューヨーク株式市場は値上がりで始まった。中国株式市場が下げ止まり、上海株式市場なども全体的に場が持ち直したこともあり、11日は52ドル超、12日は117ドル超の値上がりを見せた。

一方で、もう一つの懸念である原油価格は下落を続ける。12日に1バレル30ドルを切り、さらに値下がりを続けるという見方が市場の警戒感を強めて、ニューヨーク株式市場は13日に364ドル超の値下げとなった。14日はやや戻したものの、15日にはニューヨーク原油先物市場で指標となる米国産標準油種(WTI)の2月渡し終値が約12年1カ月ぶりに30ドルを下回ったことが影響して390ドル超の値下げとなった。最終的に約4カ月半ぶりに1万6000ドル台を割り込んで着地した。

(写真はイメージ)
 

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