暮らしやすい都市 ウィーンが7年連続世界1位 東京は44位

米コンサルティング会社マーサー(Mercer)は23日、「2016年世界生活環境調査(Quality of Living Survey)」の都市ランキングを発表した。海外駐在員の現地での暮らしやすさを評価したもので、1位は7年連続でオーストリアのウィーンとなった。2位以下は、チューリッヒ(スイス)、オークランド(ニュージーランド)、ミュンヘン(ドイツ)、バンクーバー(カナダ)が続いた。日本の都市は、東京が44位、神戸が46位、横浜が49位、大阪が58位、名古屋が62位となった。

評価基準は、政治・社会環境、経済環境、社会文化環境、医療と健康、学校と教育、公共サービスと交通、レクリエーション、消費財、住宅、自然環境の10カテゴリーで、合計39項目。

東・東南アジアでは、シンガポールの同名首都がトップ(26位)となり、日本の5都市に続いて、香港(70位)、ソウル(韓国、73位)、台北(台湾、84位)、クアラルンプール(マレーシア、86位)、釜山プサン(韓国、91位)、台中(台湾、100位)が100位以内に入った。

同社はまた、同ランキングの評価項目のうち、政治的安定、犯罪、法の強制力、本国との関係を合わせた「個人の安全」のランキングも出している。「個人の安全」では、ルクセンブルクの同名首都が1位、ベルン(スイス)、チューリッヒ(同)、ヘルシンキ(フィンランド)の3都市が同率2位となった。アジアではシンガポール(8位)がトップで、日本の上記5都市が同率32位となった。

同社は「多国籍企業は、従来の複雑な課題に加え、国内的・国際的な安全の危機の高まり、暴力による人口移動、主要なビジネスセンターでの社会的不安などに直面しており、海外駐在員の安全と健康を分析し、報酬を決めるにあたって、正確なデータと客観的な評価手法を必要としている
と述べ、個人の安全という要因の重要性を強調している。

世界ランキング
上位20位
1位 ウィーン (オーストリア)
2位 チューリッヒ (スイス)
3位 オークランド (ニュージーランド)
4位 ミュンヘン (ドイツ)
5位 バンクーバー (カナダ)
6位 デュッセルドルフ (ドイツ)
7位 フランクフルト (ドイツ)
8位 ジュネーブ (スイス)
9位 コペンハーゲン (デンマーク)
10位 シドニー (オーストラリア)
11位 アムステルダム (オランダ)
12位 ウェリントン (ニュージーランド)
13位 ベルリン (ドイツ)
14位 ベルン (スイス)
15位 トロント (カナダ)
   メルボルン (オーストラリア)
17位 オタワ (カナダ)
18位 ハンブルク (ドイツ)
19位 ルクセンブルク (ルクセンブルク)
   ストックホルム (スウェーデン)

下位5位
226位 ハルツーム (スーダン)
227位 ポルトープランス (ハイチ)
228位 サナア (イエメン)
229位 バンギ (中央アフリカ)
230位 バグダッド (イラク)

 
トップ100にランクインした東・東南アジア都市
26位 シンガポール (シンガポール)
44位 東京 (日本)
46位 神戸 (日本)
49位 横浜 (日本)
58位 大阪 (日本)
62位 名古屋 (日本)
70位 香港
73位 ソウル (韓国)
84位 台北 (台湾)
86位 クアラルンプール (マレーシア)
91位 釜山 (韓国)
100位 台中 (台湾)

参考
101位 上海 (中国)
118位 北京 (中国)
119位 広州 (中国)
129位 バンコク (タイ)
136位 マニラ (フィリピン)
142位 ジャカルタ (インドネシア)
152位 ホーチミン市 (ベトナム)
155位 ハノイ (ベトナム)

 
「個人の安全」ランキング 上位10位
1位 ルクセンブルク
2位 ベルン
   ヘルシンキ (フィンランド)
   チューリッヒ
5位 ウィーン
6位 ジュネーブ
   ストックホルム
8位 シンガポール
9位 オークランド
   ウェリントン

 
(写真はイメージ)

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