2015年宿泊者数が過去最高 訪日外国人増加で延べ5億人突破

観光庁は2月29日、2015年12月の延べ宿泊者数が3983万人泊となり、12月としては07年の調査開始以来、最高となったと発表した。また、2015年の年間延べ宿泊者数は5億545万人泊と、初めて5億人泊を超えた。

特に外国人延べ宿泊者数が564万人泊(前年同月比36.8%増)と、調査開始以来、最高値であり、07年の同時期と比較すると約3倍になっている。日本人の延べ宿泊者数は、同0.8%と小幅の増加にとどまったが、2カ月ぶりの前年同期比プラスとなった。

都道府県別に比較すると、三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫)が29.6%増、地方部(三大都市圏以外)が48.9%増と、地方部の伸びが三大都市圏の伸びを上回っている。

出身地別の外国人宿泊者数は、1位から中国、台湾、韓国、香港、シンガポールという順番で、全体に占めるアジア圏の割合は75.9%であった。

前年同月比の伸び率が高かったのは中国(62.2%増)、韓国(55.7%増)。

 
(写真はイメージ)

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