米株式週報 NYダウは昨年末以来の高値に着地

7~11日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価(30種)は前週終値1万7006.77ドルから206.54ドル高の1万7213.31ドルとなり、年初以来久々に1万7000ドル台を回復した先週に続き、昨年末以来の高値を記録した。

週明け7日は、先週末の好調な流れそのままに値上がりを続けた。原油価格が大幅に上昇し、エネルギー関連株が買われたことも影響し、先週末より67.18ドル高となった。

8日は中国の発表した2月の貿易統計が不調、原油価格も下落したことなどにより6営業日ぶりに下落し、1万7000ドル台を割り込んだ。9日から10日にかけては1万7000ドル台で膠着状態となった。

11日になり、市場は大きく変動した。原油価格が約3カ月ぶりの高値をつけたことにより買いに勢いを増し出す。前日の欧州中央銀行(ECB)追加金融緩和発表により、値を下げた欧州株式市場が値を戻し、アジアでも同様の動きになると世界で買い基調となり、最終的にNYダウは前日比218.18ドル高の1万7213.31ドルとなり昨年末以来の高値で着地した。

 
(写真はイメージ)

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