2017年卒の就活 3月1日時点で3割が面接・試験段階

企業の採用活動を支援するサイト「ジョブラス(JOBRASS)新卒」を運営するアイデム(東京都新宿区)は、2017年3月卒業予定の学生659人を対象に、今年3月1日時点での就活状況を調査し、12日に発表した。6月の選考解禁を前に、3割の学生がすでに面接・試験段階に入っていることが分かった。

2015年卒まで選考解禁は4月だったが、2016年卒は8月に「後ろ倒し」となり、2017年卒は再び早めて6月となっており、各企業の対応が注目されている。

2017年卒の学生の3月1日時点の主な活動は、「準備活動段階」が18.7%、「エントリー活動段階」が60.5%、「面接・試験段階」が10.9%で、各段階に到達した割合は、「エントリー活動段階」が78.3%、「面接・試験段階」が30.0%だった。昨年同時期は「面接・試験段階」が23.7%だったため、やや早い進捗となる。

応募企業数は昨年の平均8.1から7.2社と、1社少なくなっている。

学生が企業に公表してほしいと思う情報は、1位が「新卒採用者数・離職者数」、2位が「所定外労働時間の実績」、3位が「有給休暇取得日数」であるのに対して、企業が公表できる情報は1位「役員・管理職に占める女性の割合」、2位「過去3年間の新卒採用者数の男女別人数」、3位「平均勤続年数」と、大きく食い違った。

調査・分析したアイデム人と仕事研究所所長の岸川宏氏は、「面接選考までは到達しているものの、昨年に比べ応募のアクションは少なく、密度の低い就職活動となっている」とし、職場情報の提供については、「学生が本当に知りたい情報を手に入れやすい状況とは言えないかもしれない。志望する企業をよく知ることこそが、入社後のギャップを小さくし、早期離職を防ぐことにつながると思われる」としている。

なお、ディスコ(DISCO、東京都文京区)が14日に結果を発表した調査によると、4月1日の時点で、面接試験を受験した割合は56.8%、筆記・ウェブ試験を受験した割合は81.9%となっており、内定率は11.8%、就職先を決定して就職活動を終了したのは8.2%となっている。

参考記事
就活本格スタート 4割が既に「応募・選考」段階

 
(写真はイメージ)

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