慈恵医大が産学連携ラボ発足 医療現場のIT効率化

東京慈恵会医科大学は、ITの医療への活用による高品質な医療の実現や医療費の削減を目指す産学連携組織「メディカルITメディアラボ」を発足したと22日に発表した。医療現場におけるITの効果的・効率的な活用を目指す。企業では11社が参加、4社が参加予定。大学では、東京慈恵会医科大学の他に、芝浦工業大学、中央大学、東京理科大学の研究室が参加する。

同ラボが取り組む研究内容として、医療系ソフトウェアや医療現場での業務支援・ツールの導入、病中だけでなく病気前後も含む食事・運動・環境の改善法の開発、IoT(モノのインターネット)のヘルスケアへの活用を行なっていくという。

発足の背景は、2013年6月に閣議決定された世界最先端IT国家創造宣言。この宣言の中で、世界最高水準のIT利用社会の実現を行なう領域として、医療・健康分野が挙げられていた。

 
(写真はイメージ)

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