富士通 モノづくりへのAI導入支援を開始 10月より

富士通は9日、ものづくりに特化した人工知能(AI)技術基盤「ものづくりAIフレームワーク」を10月より提供すると発表した。

製造業の設計・生産現場では、多様な製品や業務プロセスが存在しているため業務の煩雑化が課題となっている。今回のAIフレームワークの学習データベースで継続的に業務を学習させることにより、設計期間の短縮化や生産ラインの作業効率の改善などを実現するという。また利用者のニーズや目的に合わせてチューニングも可能。

まずコンサルティングサービスとして、顧客の課題抽出やデータの選別・チューニングを実施しながら継続的にAIを強化することでAI導入支援をする。

同基盤は、グループ会社の製造現場で既に実用しており、生産ラインでの画像認識プログラムの開発期間を10分の1に短縮、画像認識精度を97%に向上させるなどの成果を上げている。

(写真はイメージ)

 
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