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笑顔レベルはいくつ? 資生堂「笑顔講座」をデジタルコンテンツ化

資生堂は、同社が学校・企業で開催している「笑顔講座」をタブレット端末用にデジタルコンテンツ化し、21日発表した。カメラで撮影した笑顔をレベル判定して客観的に分析できるほか、表情筋エクササイズなどを紹介する。これにより、「個々のレベルに合った笑顔講座を受講し、『笑顔力」を磨くことができるようになる」としている。

同コンテンツは、タブレット端末のカメラ機能で撮影した写真に対して、笑顔のレベルや他人に与える印象を判定する。6つの印象指標(信頼感・気品・魅力・美しさ・好感・親しみ・活発さ)があり、自分の笑顔を客観的に分析することができる。また、資生堂が独自に考案した表情筋エクササイズも紹介しており、表情や笑顔力を磨くことができるという。

試験運用として、日本航空(JAL)の客室乗務員約5000人が7月1日~9月30日の3カ月間利用する。試験運用の結果をもとにコンテンツを改良し、2017年以降の実用化を目指す。

同社の笑顔講座は、中学校の教育現場から「人付き合いが苦手」「表情が乏しい」生徒が増えたという声を受け、資生堂のこれまでの研究の成果をもとに2008年に開始。近年は、学校以外でもコミュニケーションにおける笑顔の重要性が注目されており、企業の人材教育の場や社会人向け講座なども開催している。

(写真はイメージ)

 
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