横浜市繁殖センター、今年もミゾゴイとカグーの繁殖に成功

横浜市繁殖センターは、ともに絶滅危惧種のカグー2羽とミゾゴイ1羽の繁殖に成功した。カグーは同センターが昨年初めて成功したのに続いて国内2例目の成功となった。

カグーはニューカレドニアの固有種で、飛べない鳥。もともと天敵が存在しなかったが、移入されたイヌやブタに生存を脅かされ、森林伐採も相まって絶滅危惧種となった。1989年に横浜市野毛山動物園で保護繁殖に取り組み始め、繁殖センターでは今までに11羽の繁殖に成功している。

ミゾゴイはサギの仲間で、里山などに生息する渡り鳥。近年は生息環境の消失などにより急激にその数を減らしてきている。繁殖センターでは昨年に引き続いて国内で2例目の繁殖に成功した。昨年成功した繁殖は国内初で、6月25日に日本動物園水族館協会(JAZA)の「繁殖賞」 受賞が決定した。

繁殖センターは、希少動物の保全・繁殖を通して生物多様性を保全するため、1999年によこはま動物園(横浜市旭区)の敷地内で開設された。これまで、ムクドリの仲間カンムリシロムクの野生復帰や、カグー等の希少動物の飼育下繁殖に成功してきた。

横浜市繁殖センター、今年もミゾゴイとカグーの繁殖に成功
カグー

横浜市繁殖センター、今年もミゾゴイとカグーの繁殖に成功
ミゾゴイのヒナ

画像提供:横浜市

参考記事
横浜市繁殖センター、絶滅危惧種ミゾゴイの飼育下でのふ化に成功(2015/07/29)

 
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