ドイツ人は本当に「エコ」なのか? 生活の中での実践を検証

世界的に環境保護の意識が高いイメージのドイツ人だが、実生活においてどれだけエコな暮らしをしているのか? このたび、ドイツでフォルザ研究所のアンケート調査が実態を明らかにした。9日付のヴェルト紙が伝えた。

まず意識の部分においては、「環境保護は生活のクオリティーを決定する」と納得しているドイツ人は94%。さらに、「生活の中のあらゆる場面において、環境への負荷を考えて暮らすことができる」と回答したのは79%だった。

しかし、実際の生活において、これがどうなっているかというと、「環境に負荷の少ない洗剤を使っている」と答えた人はわずか12%となった。30%は「洗剤を買う際に、環境への負荷を考えたことがない」としており、38%は「環境への負荷を考えて洗剤を購入することは、コスト面で負担が大きい」、46%が「何も考えないで、使い慣れたものを買っている」と回答している。

一方で、回答者の80%が省エネ機能の洗濯機を使っており、77%は冷蔵庫が、65%は食洗器が省エネタイプのものだと答えている。

また、ゴミの分別においては、97%が古紙を家庭ゴミと分けて捨てていると回答。94%はガラス瓶を、92%は古い電池を分別しているとする一方で、3人に1人は家庭ゴミと生ゴミを分けずに捨てていることが明らかになった。

これらの調査結果から連邦環境庁のガスト氏は、「環境保護の実践を妨げているものは『面倒くさい』という気持ちだ」と指摘。また、「環境保護の実践が経済的なメリットと結びつく場合に、人はそれを実践するようになる」とも述べている。

(冒頭の画像は、アパートのゴミコンテナ)

 
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