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アジア学生111人 タイの水質保全を政府に提案へ イオン

イオンワンパーセントクラブ(千葉県美浜区)は、アジアの学生が環境問題について討論し、政府に政策を提案する国際企画「アジア ユースリーダーズ2016」を、8月21~27日に開催する。参加するのは中国、インドネシア、日本、マレーシア、タイ、ベトナムの高校生・大学生で計111人。今年は、開催国であるタイの首都バンコクで課題となっている「水質保全」について討論する。

同プログラムは2010年に開始し、アジア各国の高校生・大学生が、開催国の環境・社会問題をテーマに、関連施設の視察や多国籍チームでディスカッションする。過去にはベトナム、日本、インドネシア、中国で開催され、タイでの開催は今回が初めて。

タイは1980年代後半からの急激な経済成長と引き換えにさまざまな環境公害問題が引き起こされており、特に首都バンコクでは生活排水や工場排水による水質汚濁が深刻化している。プログラム最終日に行われるプレゼンテーション発表会では、高校生は一般市民の立場で市民活動、大学生は政府の立場で考えた政策を提案。発表会にはバンコク都政府の代表者やタイ国内の有識者も参加する。

イオンワンパーセントクラブは、「次世代を担う青少年の健全な育成」「諸外国との友好親善の促進」「地域社会の持続的発展」の3つの事業を柱として、イオンのグループ企業が税引き前利益の1%相当額を拠出して社会貢献活動に取り組んでいる。

(写真はイメージ)

 
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