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ドイツ鉄道のドアが発車30秒前に閉まることに

ドイツ人の勤勉実直なイメージとは裏腹に、遅延率が高く、ダイヤどおりに運行しないことが多いドイツ鉄道の長距離列車。その汚名を返上すべく発車前にドアを閉める時間を20秒繰り上げることを決定した。3日付の南ドイツ新聞オンライン版が伝えた。

これまでドイツ鉄道の長距離列車のドアは、発車時間の10秒前に閉まることになっていた。今後はこれを20秒繰り上げて発車時間の30秒前にドアを閉め、確実に時間どおりに発車できるようにするというもの。ドイツ鉄道内の遅延対策プロジェクトがケルン中央駅とハノーバー中央駅で半年間に渡って試み、10月17日からドイツ全国の遠距離列車に対して適用されている。

今後ドイツ鉄道の利用者は、これまでよりも早めに電車に乗り込む心構えが必要となる。ただ、天気がよくても悪くても遅れると言われるドイツ鉄道の遅延率が、これにより改善されることになるのか、その可能性は未知数だ。

 
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