蒲郡市生命の海科学館のクジラの化石が新属新種と認定

蒲郡市生命の海科学館(愛知県蒲郡市)は4日、1999年開館時から展示しているクジラの全身骨格化石が、新属新種に認定されたと発表。化石は同館がペルーから購入したもので、今回「インカクジラ」と命名された。

化石は、ペルー共和国アレキパ州にある約750万年前の地層、上部中新統ピスコ層から1990年に発見された全身骨格。同館が98年に購入し、99年の開館時から展示している。2015年2月に国立科学博物館の甲能直樹博士らが新種の可能性を指摘。同年6~8月にかけて詳細な研究を行った結果、頭骨の形態などから新属新種に認定し、分類学上、種の記載に際して分類同定の基準となる標本とされる「ホロタイプ(完模式標本)」に指定した。学名の「Incakujira anillodefuego」には「ペルーと日本を結ぶインカのクジラ」という意味がある。

蒲郡市生命の海科学館のクジラの化石が新属新種と認定
画像提供:蒲郡市生命の海科学館

 
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