「変なホテル」がギネス認定 世界初、ロボットがおもてなし

7日、ハウステンボスが運営するロボットホテル「変なホテル」が、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル(The first robot-staffed hotel)」としてギネス世界記録に認定された。

同ホテルは約180台のロボットが宿泊客をもてなすという文字通り一風変わったホテルで、昨年7月のオープンから1年間で約5万人が宿泊、客足は好調だ。

フロントでは他言語対応のロボットがチェックイン・チェックアウトの手続きを行い、クロークではロボットアームが荷物を預かる。手荷物はポーターロボットが部屋まで運ぶ。まさにロボットだけがスタッフとして働いている。

客室前では顔認証が鍵の代わりとなるため、一度登録をすれば滞在中は鍵の持ち運びがなく、文字通り「顔パス」で部屋の出入りが可能となる。「変なホテル」の「変」は、「変化し続ける」という意思が込められ、常識を超えた先にある感動と快適性を目指しているという。

(17日の認定書授与式。右:ハウステンボス代表取締役社長の澤田秀雄氏、左:ギネス世界記録公式認定員 ジャスティン・パターソン氏)

 
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