15歳が経産省認定スーパークリエーターに

18日、経済産業省が2000年度より実施している「突出したIT人材」を発掘・育成する未踏事業(未踏IT人材発掘・育成事業)にて、2014年度の修了者のうち特に卓越した能力をもった「スーパークリエーター」が7人選ばれた。うち岡田侑弥くんと竹田聖くんは15歳(慶應義塾高等学校1年)。15歳のスーパークリエーターが誕生した。

同事業は「突出したIT人材」を発掘・育成する事業として2000年より実施しており、2014年までの1627人がクリエーターとして選ばれ、その中で卓越した能力を持つスーパークリエーターが今回の7人を含め272人となった。

2人はグラフィックスとポインターを使った直感的なグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を用い、プログラミング言語を用いずアプリケーションを開発するシステムを作成。実際小中学生がこのシステムを使ってアプリ開発を成功させている。実演したのはユーザー間のテキストコミュニケーションであるチャットアプリとスマートフォンで室内照明のオンオフを制御するアプリ。これらを小中学生がパソコンの画面上にあるプログラムのモジュールをドラッグアンドドロップして簡単に作れることが画期的だ。