ウーバーがAI研究所を設立

ウーバーがAI研究所を設立

ライドシェアリング・サービスの大手、米ウーバーは5日、同社の新しい事業部であるウーバーAI研究所(Uber AI Labs)の設立と人工知能(AI)研究のスタートアップ企業Geometric Intelligence(ジオメトリック・インテリジェンス)の買収を発表した。

ウーバーAI研究所はサンフランシスコを本拠地とし、AIおよび機械学習の最先端研究を行う。買収したGeometric Intelligenceの15人の社員が、このAI研究所の最初のコアメンバーとなる。

Geometric IntelligenceはAIや機械学習の研究を専門としており、著名な科学者や機械学習分野のパイオニアによって設立された。機械学習の際、通常は膨大なデータが必要だが、少ないデータからより効率的に学習できる技術で特許出願中。

ウーバーの事業は、タクシーの配車アプリや相乗りマッチングサービスなど、現実世界における人やモノの移動に関する技術を土台としている。同社にとって克服すべき課題として、現実世界の「複雑さ」や「不確実さ」といったものが挙げられる。最適な移動ルートの決定や、車が到着する時間を計算すること、相乗りサービスの乗客のマッチングなどを行う際に直面するものだ。これは、道路を走行する車や、混み合った空域を飛ぶ飛行機、あるいは新しいタイプのロボット型デバイスのような自動運転を行う機械に、安全な自動航行を学習させる際の課題とも関連する。

ウーバーは、「近年の機械学習は素晴らしい成功を収めているが、機械知能についてはまだ発展の初期段階である」としており、このウーバーAI研究所の設立は、「最先端技術の発展によって、現実世界における人やモノの移動をもっと速く、安全にできるというビジョンを実現させる」という同社の企業責任を示すものだとしている。

(写真はイメージ)

 
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