日本のミレニアル世代、「リーダー役」望まず 10人に1人に

日本のミレニアル世代、「リーダー役」望まず 10人に1人に

「自分の会社を持つ」「組織のトップに立つ」「部下を管理する」といった、かつて若者の憧れだったとされる「リーダー的役割」を望むのは、今や10人に1人程度--。7日に結果が発表された、総合人材サービスのマンパワーグループによる「自身のキャリアに関する調査」で明らかになった。

同調査は、世界主要18カ国で働くミレニアル世代(20〜34歳)1万1000人および同社の25カ国で働くミレニアル世代のアソシエイト(*)8000人、合計1万9000人に対して行ったもの。

日本のミレニアル世代の回答では、「高い収入を得る」が58%と群を抜いて高くなり、次いで「その分野の専門家として認められる」が13%、「積極的に貢献する」が10%という順だった。一方、「自分の会社を持つ」が5%、「組織のトップに立つ」が3%、「部下を管理する」が3%となり、過去のミレニアル世代の憧れであった「社長になる」や「重役に就く」などの願望は非常に薄れている結果となった。

世界のミレニアル世代も「高い収入を得る」が1位(23%)となり、日本と同様に最も多かった。また、2位は「積極的に貢献する」が21%、3位は「優秀な人と仕事をする」が20%となった。

グローバルのミレニアル世代は1人で働くより多くの優秀な人と協働する中で貢献することを願っている様子が反映されているようだ。また、「高い収入」を望んでいるのは世界共通ということが分かったが、日本(58%)は世界(23%)に比べてその傾向が強いようだ。日本の若者の将来への不安が反映されているのかもしれない。

*アソシエイトとは「仲間」を意味する英単語(associate)。外資系企業等において非役付であるが、基幹業務に従事する社員。業務において、自らの裁量による決定権は通常有さない。日系一般企業における「課長格」と「係長」の中間程度。

画像提供:マンパワーグループ株式会社

 
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