就活動向調査 約半数の大学生が2年生から活動を開始

就活動向調査 約半数の大学生が2年生から活動を開始

若年層向けアンケート調査メディアを運営するテスティー(東京都港区)は、現役大学生644人を対象に、2017年時点での「就職活動」に関するアンケートを実施、16日に概要を発表した。大学2年生の約半数が既に就職活動を意識している、または企業研究等の準備を始めていることが分かった。近年就職活動時期が短縮化されたことを受け、その分早期から就活を意識し、事前準備に時間をかける学生が多い傾向にあるという。

活動開始時期について、「現在就職活動をしていますか?」という質問に対し、大学1年生では、「している」「就活準備をしている(企業研究など)」と回答したのは28.3%だった。一方、2年生では47.6%と倍となり、ほぼ半数近くの学生が2年生の時点で実質的に動き始めているという結果になった。なお、大学3年生の夏からスタートした人は31.0%で、同年冬までには79.2%に上った。

内定獲得済みの3年生、4年生で、インターンシップに参加したのはどちらも約60%だった。また、内定社数は75.3%が1社と回答しており、内定が出ると同時に就活を終わらせる傾向もある。

なお、2018年入社の大学卒業予定者・大学院修士課程修了予定者の就活時期は、企業の広報開始が3月1日から、採用選考開始が6月1日からとなる。

(写真はイメージ)

 
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