トヨタ自動車、都内のタクシーからビッグデータ収集

ビッグデータでタクシー利便化 トヨタ・KDDIが実証実験

トヨタ自動車とKDDIは25日、東京ハイヤー・タクシー協会と共同で東京都内を走行するタクシーからデータを収集する実証実験を開始したと発表した。ビッグデータの収集により技術検討し、通信によって利用客の利便性向上や運転手のサポートをする「つながるタクシー」実現を目指す。

実証実験では、東京都内のタクシー500台に搭載した通信型のドライブレコーダーから、KDDIのLTE回線を通じてリアルタイムにデータを収集する。収集したデータは「走行画像」や「車両データ」などのビッグデータとして蓄積。これを解析することで車線ごとの混雑状況や障害物の有無を含むダイナミックマップを生成する技術を検討。さらに「つながるタクシー」実現に必要な通信インフラの要件を明確にする。

(写真はイメージ)

 
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