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四国ローカル線の旅(前編)

四国ローカル線の旅(1)四万十川〜瀬戸内海沿いを走る

5月初旬、四国を訪れた。今回はさまざまな電車を乗り継いで四国を4分の3周ほど移動した。その中で出会った四国のローカル線を紹介する。

四万十川の鉄道~予土線~

JR予土線は高知県四万十市と愛媛県宇和島市を結ぶJR四国の鉄道。高知県内区間はほぼ四万十川に沿って走っている。駅数は22駅と短い路線だが、予土線3兄弟と言われる列車が走っている。今回記者が乗ったのは鉄道ホビートレインで、車内にプラレールが飾ってあるのが特徴だ。床にはJR四国のルーツとなる「讃岐鉄道A1形タンク機関車」の形式図が、青焼きのイメージで印刷してある。鉄道好きには降りるのを忘れて見入ってしまいそうな車内だ。車窓からは山と四万十川が常に変化しながら見えるので、外を眺めていても飽きることは無い。高知県側の始発駅窪川駅から6駅目の十川駅では、こいのぼりの川渡しを見ることができる。十川地区は「こいのぼりの川渡し」発祥の地であり、1974年から毎年開催されている。期間は4月中旬から5月中旬まで。

宇和島から松山まで~予讃線~

四国ローカル線の旅(前編)

宇和島から高松まで伸びているJR四国の予讃線も見どころが多い。
宇和島駅から出発して、伊予大洲駅までは山間を走る。途中斜面にへばりつくようにミカン畑と農作業用のレールが現れ、こんな急斜面で農業をやっているのかと驚く。また突如としてわらで作られたマンモスが2頭出現。隣にいる人と比べると、その大きさはとても大きい。伊予石城駅前で行われたれんげまつりの名残のようだ。

四国ローカル線の旅(前編)

そこからさらに先に進んで行くと、内子線と「愛ある伊予灘線(伊予市駅-伊予大洲駅間の海回り区間)」の分岐駅である伊予大洲駅に着く。ここには大洲城や明治時代からの古い町並みが残っている。今回は伊予大洲駅から愛ある予讃灘線へ。この路線は途中までは山沿いを走るが、伊予長浜駅からはひたすら海しか見えなくなる。

四国ローカル線の旅(前編)

ゆうやけこやけラインと呼ばれる国道378号線と並走する形でひたすら走る。途中には青春18きっぷのポスターや映画のロケで有名になった下灘駅もある。駅からは海しか見えないが夕焼けがきれいで撮影の名所となっている。筆者が通過した時は曇り空で絶景とまではいかなかった。しかし、海を眺めながらの列車の旅は心が癒される。

四国ローカル線の旅(後編へ続く)

 
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